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順番待ちシステム比較|飲食店が選ぶときの7つの軸と主要サービス

公開日 情報更新日 著者 アソベル編集部

順番待ちシステムは、サービスごとに「呼び出しの方法」「無料で使える範囲」「必要な機材」が大きく違います。この記事は、導入を検討している飲食店の店主・店長向けに、比べるときの 7 つの軸と、主要サービスの比較表をまとめました。

結論からいうと、まずは 呼び出し方法・料金の範囲・機材 の 3 点で候補を絞り、無料プランやトライアルで自店の運用に合うかを試すのが確実です。比較表の内容は 2026-10-12 時点の各社公式サイトの情報です。

順番待ちシステムの種類

順番待ちシステムは、受付の仕方で大きく 3 つに分かれます。

種類

受付の仕方

向いているお店

店頭受付型

店頭のタブレットや発券機で、お客様が自分で受付する

店頭に来てから並ぶお客様が多いお店

オンライン受付型

お客様がスマホから来店前に受付する

来店前に順番を取りたいお客様が多いお店

併用型

店頭とオンラインの両方で受付できる

来店の仕方がさまざまなお店

ほかに、予約システムやモバイルオーダーの一機能として順番待ちを扱うサービスもあります。予約と順番待ちを 1 つの画面で管理したい場合は、こうしたサービスも候補になります。

行列そのものへの対策(並ぶ前・並んでいる間・案内・近隣への配慮)は「飲食店の行列対策ガイド」で解説しています。

選ぶときに比べたい 7 つの軸

1. 受付の方法

店頭のタブレット、発券機、QR コード、Web(オンライン)など、お客様がどこから受付するかです。紙の整理券を出したい場合は、プリンターや発券機に対応しているかを確認します。

2. 呼び出しの方法

LINE、メール、SMS、電話(自動音声)、アプリのプッシュ通知などがあります。お客様の年代によって届きやすい方法が違うため、客層に合わせて選びます。

  • LINE:普段使っている人が多く、通知に気づきやすい。店舗の公式 LINE を使うか、サービス側の仕組みを使うかで、友だち追加の要否や費用が変わる
  • SMS・電話:スマホのアプリに慣れていないお客様にも届く。従量課金のことが多い
  • メール・プッシュ通知:追加費用がかからないことが多いが、気づかれにくい場合がある

3. 人数・席の種類の扱い

受付時に人数や席の希望(カウンター・テーブルなど)を聞けるか、列を複数に分けられるかです。人数で案内の順番が前後するお店では、ここが運用のしやすさに直結します。

4. 待ち時間・順番の表示

お客様が自分のスマホで「あと何組か」を確認できるか、店内のディスプレイに呼び出し番号を表示できるかです。

5. 多言語対応

外国からのお客様が多いお店では、受付画面や通知を何語で表示できるかを確認します。

6. 料金体系

初期費用、月額、無料プランの範囲、従量課金(SMS・電話など)、オプション料金を確認します。税込か税抜かはサービスによって表記が違うため、比べるときは注意してください。

7. 必要な機材

タブレット(iPad のみか、Android も使えるか)、プリンター、発券機、ディスプレイなどです。手持ちの機材を使えるか、専用機材の購入が必要かで、初期の負担が変わります。アソベルで使う機材は周辺機器の選び方で紹介しています。

主要サービスの比較表

飲食店で使える主な順番待ちシステムを、上の軸で比べました。各社の公式サイトに記載がない項目は「記載なし」としています。

料金

サービス

無料プラン

有料プランの月額

初期費用

Airウェイト

あり

ベーシック 11,000 円(税込)/スタンダード 22,000 円(税込)

0 円(iPad・プリンター等は別途)

EPARK

記載なし

記載なし(問い合わせ)

記載なし

JunBan

あり

プレミアム 2,980 円(税込・税抜の記載なし)

記載なし

myJunban

なし(30 日間の無料トライアルあり)

5,980 円/7,980 円/9,980 円(いずれも税別)

なし

アソベル

あり

ゲーム単体プラン ¥4,400(税込)/スタンダードプラン ¥11,000(税込)

0 円(タブレット・プリンターなどの周辺機器は別途)

機能

サービス

受付の方法

呼び出しの方法

多言語

主な機材

Airウェイト

iPad で受付・発券。オンライン受付はベーシック以上

LINE・電話・SMS(ベーシック以上。電話・SMS は従量課金)、メール【要確認】

対応(ベーシック以上)

iPad、プリンター

EPARK

店頭の専用端末(タッチパネル)・発券機、スマホ・Web

メール、自動電話、自動音声、LINE(飲食店向けの有料オプション)

記載なし

専用端末、発券機

JunBan

QR コード・Web から(アプリのインストール不要)

メール通知(プレミアム)

記載なし

手持ちの端末のブラウザ

myJunban

iPad のセルフ受付、オンライン受付、発券機(プレミアム以上)

電話(月 100 回まで含む。超過は 1 コール 20 円・税別)など

記載なし

iPad または iPhone、発券機(任意)

アソベル

タブレットでお客様が受付し、QR 付きの整理券を発行(無料プランは 1 日 30 枚まで)

LINE ミニアプリ・メール・プッシュ通知(スタンダードプラン)。店内ディスプレイへの番号表示は全プラン

受付画面を日本語・英語・中国語・韓国語などに切り替え

タブレット 1 台、レシートプリンター(任意)

2026-10-12 時点の各社公式サイトの情報です(Airウェイト:https://airregi.jp/wait/cost/ 、EPARK:https://epark.mbtn.jp/landingpage/ 、JunBan:https://junban.app/price 、myJunban:https://myjunban.com/pricing 、アソベル:https://asoberu.org/pricing )。料金・機能は変わることがあるため、導入前に各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。【要確認】EPARK の掲載ページ(epark.mbtn.jp)が同社の公式サイトであることを社内で確認する

比較表から分かること

  • 呼び出し通知を無料で使いたい場合、無料プランで使える呼び出し方法はサービスによって違います。アソベルの無料プランには LINE・メール・プッシュ通知の呼び出しが含まれず、スタンダードプランからになります
  • 電話・SMS で呼び出したい場合は、Airウェイトや myJunban のように電話・SMS に対応したサービスが候補です。アソベルの機能一覧には電話・SMS の呼び出しはありません
  • 発券機で紙の整理券を出したい場合は、EPARK・myJunban の発券機や、Airウェイト・アソベルのプリンター対応を比べます
  • 予約もまとめて管理したい場合は、myJunban の日時指定予約プランのように、予約機能を持つサービスが合います

【要一次情報】アソベル導入店が他サービスから乗り換えた理由、または比較のうえで選んだ理由(店名を出せるかも含めて)

店のタイプ別:選び方の考え方

個人店・小規模店

ピーク時だけ行列ができるなら、まずは無料プランで試せるサービスから始めると負担が小さくなります。受付の枚数や呼び出し通知の制限が、自店の来店数に合うかを確認してください。

回転の速い人気店(ラーメン・カフェなど)

受付数が多いので、無料プランの上限を超えやすくなります。呼び出しを通知で自動化できるか、店内ディスプレイで番号を表示できるかが重要です。

家族連れ・年配のお客様が多いお店

スマホに不慣れなお客様もいるため、紙の整理券を出せるか、電話や SMS で呼び出せるかを重視します。店頭で店員が代わりに受付できるかも確認します。

観光地・インバウンドの多いお店

受付画面の多言語対応と、外国のお客様にも届く呼び出し方法を確認します。対応言語の数だけでなく、通知まで翻訳されるかもサービスによって違います。

待ち時間そのものを楽しんでほしいお店

待ち時間の不満を減らしたい場合は、待っている間の過ごし方まで考えたサービスも選択肢です。アソベルは、整理券の QR コードから店舗オリジナルのゲームを遊べる点が特徴で、ゲーム内でクーポンを配ったりアンケートを取ったりもできます(機能紹介)。ただし、電話・SMS の呼び出しが必要なお店や、予約と一元管理したいお店には、他のサービスの方が合う場合があります。

導入前に確認したいこと

  • 無料プラン・トライアルで試す:実際のピーク時に使ってみて、受付と呼び出しの流れが回るかを確かめる
  • ネットや機材のトラブル時の対応:通信が切れたときや端末が止まったときに、紙の受付に戻せるようにしておく
  • お客様への案内:受付方法や呼び出し方法を店頭に掲示し、最初の数週間は店員が声をかける
  • 契約条件:最低契約期間、解約金、プラン変更の扱いを確認する
  • 料金の総額:月額だけでなく、機材・従量課金・オプションを含めた月々の総額で比べる

月々の費用を試算する

比較表の月額だけを見ると、実際の負担を読み違えることがあります。次の 4 つを足して、1 か月あたりの総額で比べてください。

費用

内容

確認するところ

月額料金

プランの基本料金

税込か税抜か

従量課金

SMS・電話の呼び出し、上限を超えた分など

1 回あたりの単価と、月に何回使いそうか

オプション

公式 LINE との連携、列の追加、発券機の利用など

自店に必要なものだけを数える

機材

タブレット、プリンター、スタンド、ディスプレイ

購入か貸し出しか。手持ちの端末を使えるか

たとえば電話の呼び出しが従量課金のサービスでは、1 日の呼び出し回数 × 営業日数で月の回数を見積もります。機材は購入費を使う予定の月数で割ると、月額と同じ物差しで比べられます。

導入でつまずきやすいポイント

  • ピーク時に試していない:空いている時間帯だけで試すと、受付が集中したときの動きが分からない
  • お客様への説明が足りない:受付方法が変わったことが伝わらず、店頭で並び続ける人が出る
  • スタッフの操作がそろっていない:呼び出し・不在・キャンセルの操作を人によって変えると、順番の管理が崩れる
  • 紙の受付をやめるのが早すぎる:慣れるまでは、通信トラブルに備えて紙の受付表も用意しておく

アソベルのプランごとの機能と料金は料金プラン、導入までの手順は導入の流れにまとめています。

まとめ

  • 順番待ちシステムは、店頭受付型・オンライン受付型・併用型に分かれる
  • 比べる軸は、受付の方法・呼び出しの方法・人数と席の扱い・待ち時間の表示・多言語・料金・機材の 7 つ
  • 料金は税込・税抜の表記がサービスで違うため、そろえて比べる
  • 客層に合わせて呼び出し方法を選び、無料プランやトライアルで実際の運用を試す
  • 料金・機能は変わるため、導入前に各社の公式サイトで最新の情報を確認する

アソベルは無料プランから試せます。受付と整理券の発行、待ち時間に遊べるゲームを、まずは自店で使ってみてください。

よくあるご質問

Q順番待ちシステムは無料で使えますか?
A

無料プランを用意しているサービスがあります。ただし、無料プランでは受付の枚数や呼び出し通知、オンライン受付などに制限があることが多いため、自店で使いたい機能が無料の範囲に入っているかを各社の料金ページで確認してください。

Q紙の整理券と比べて、何が変わりますか?
A

受付・順番の管理・呼び出しを画面上で行えるため、番号を呼んで探す手間や、順番の勘違いによるトラブルを減らしやすくなります。スマホに通知できるサービスなら、お客様は店の前で並ばずに近くで待てます。一方で、タブレットなどの機材と月額費用がかかる場合があります。

QLINE で呼び出すには、お客様の友だち追加が必要ですか?
A

サービスによって異なります。店舗の公式 LINE アカウントから通知する方式では友だち追加が必要になることが多く、LINE ミニアプリから通知する方式では友だち追加なしで受け取れるものもあります。仕組みと追加費用の有無を各社の公式情報で確認してください。

この記事を書いた人

アソベル編集部アソベル編集部

飲食店向けの順番待ちシステム「アソベル」(運営:合同会社Y.G.Tクリエイト)の編集部です。行列・待ち時間の対策、受付システムの選び方、インバウンドや人手不足への対応など、飲食店の店頭運営に役立つ情報を、公的機関や各社の公式情報をもとに発信しています。【要確認】社内で経歴・専門分野を具体的に追記してください。